無形文化遺産が街の至る所で輝きを放つ湖南省懐化市
2025-09-22 10:20:05
武陵山脈と雪峰山脈に挾まれている湖南省懐化市には、南北を流れる川?沅江がある。そして、2萬7600平方キロメートルにわたる土地において、51民族が共に暮らし、無形文化遺産740件が育まれた。
それら數多くの無形文化遺産を武器に、懐化市は無形文化遺産?テクノロジー體験エリアや無形文化遺産研學ワークショップ、無形文化遺産広場という3つの機能エリアを一體にした五渓無形文化遺産パークを設置した。デジタルスペースモデリング、モーションキャプチャ、バーチャル?リアリティ(VR)、拡張現実(AR)といった技術を活用して、近未來感が強く、インタラクティブ性の高い沒入型?インタラクティブ型の無形文化遺産體験スペースを作り出した。そこでは、無形文化遺産42件に、「テクノロジーの羽」が添えられている。
今年の労働節(メーデー、5月1日)に合わせた5連休中に、プレオープンした五渓無形文化遺産パークには、延べ約1萬5000人の観光客が訪れた。1日當たり平均3000人以上の計算になり、幸先の良いスタートを切った。現時點で、五渓無形文化遺産パークは正式にオープンしており、訪れた観光客の數は延べ約5萬人に達し、有名な人気観光スポットになっている。
パーク內だけでなく、懐化市では至る所で無形文化遺産を體験することができる。
懐化市には、省級無形文化遺産ワークショップ、無形文化遺産タウン、無形文化遺産エリアモデルポイントがすでに12ヶ所あり、市級の無形文化遺産ワークショップ、無形文化遺産村タウン、無形文化遺産エリアモデルポイントは30ヶ所に達している。ここ3年、懐化市は各種無形文化遺産の展示?公演?イベントを400回以上開催し、延べ200萬人以上がそれらを楽しんだ。
無形文化遺産について理解を深めることができるミニプログラム「非遺享懐化」。
また懐化市は、無形文化遺産について理解を深めることができるミニプログラム「非遺享懐化」を打ち出している。ユーザーは、ミニプログラムを通して無形文化遺産を體験できる場所へ行ったり、無形文化遺産のインタラクティブな體験を利用したり、入場券を購入したりして、ポイントを貯めて、料金の支払いなどに充てることができるようになっている。
9月16日に湖南省懐化市で第4回湖南無形文化遺産展示イベントが開幕した。イベント會場では、湖南省、湖北省、重慶市、貴州省、広西壯(チワン)族自治區の代表的な無形文化遺産150件、無形文化遺産の代表的な伝承人500人が集まり、多種多様な無形文化遺産がバラエティに富んだパフォーマンスを披露した。
同省の特色にあふれる無形文化遺産関連の商品をさらに遠くの地へPRし、海外進出できるよう後押しする交易會も開催された。
タッチパネルをタップすると、デジタル機織り機が動き始め、歴史を感じさせる模様が浮かび上がる。懐化市は、伝統技術を駆使して作られる奧深い文化が詰まった無形文化遺産が受け継がれ続けており、歴史を感じながら、近代的な街並みを楽しむこともできる無限の可能性が生まれ、都市の至る所で輝きを放つようになっている。
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